犯人は高校生、アメリカのテキサスでまた銃犯罪

ウクライナ戦争とプーチン大統領についてのネット・ニュースが毎日続いている今日この頃です。日本では、山口県阿武町で、4630万円がこの街の役場から誤って24歳の男性に振り込まれ、それがネットカジノで使われた出来事が世間の話題になっています。

そこに、新しいニュースがアメリカから届きました。5月24日の午後に、アメリカ・テキサス州・ユバルディの街の小学校で児童が銃で撃たれる事件があったとの報道です。この町、ユバルディはサンアントニオとオースティンから比較的近く(100キロ位)、日本からの高校生が高校生交換留学で、サンアントニオ・ウッドラン・パーク高校に留学しています。この高校留学生の石川君からのメールによると、現地では大騒ぎになっているそうです。テキサス州の警察の発表では、合計で子供19人と小学校教員2人が殺害されて、けが人も同数位いる模様です。さらに、ショックなのは犯人が18歳の高校生との事で、最後は現場で警察官に撃たれて死亡したとのことです。

アメリカでは、毎年銃による事件が頻発して、その犠牲者数は年間数千人に上ります。いつも言われることですが、銃を持つ事そのものを禁止できないとしても、銃が犯罪に使われないようにする「ガン・コントロール」を徹底できないものかと思います。アメリカでは犯罪が起きると必ず銃が使われます。市中に出回っている銃の数が国民の数より多いというのは、日本人的な視野からすると異常と言うしかありません。亡くなられた犠牲者のご冥福をお祈りします。

英語合宿は、短期で英語を習得できて英会話も上達
英語合宿は英会話上達で人気 No1。短期集中の少人数制クラスで好評です。いつでも参加でき給付金利用も可。資格取得、成績向上、受験準備に役立ちます。海外留学の効果と同じ英語合宿を「広島」で、短期の集中学習で絶大の効果あり。ACE英語レッスン風景遠方の方で、急に英語が必要な方、忙しい方に最適な宿泊型英語集中コースです。 限られた時間を最大限に生かして、TOEFL、IELTS、TOEICのスコア達成に利用できる英語コースが好評。 1~5週間コースを、いつでもスタートできます。英語漬けの毎日で即効性ある実力養成、TOEFL、アイエルツ IELTS、トーイックTOEIC 高得点を獲得、大学・高校留学に対応する英語力養成、海外留学より割安予算で充実の国内留学、フイリピン留学などと比べて安全で安心、充実レッスン+学修支援+宿題サポート+模擬テストをご提供、短期速習コースは徹底指導で上達が可能。充実の国内合宿コースを経済的費用で提供、まるで「国内留学」、英語力が短期で向上。英語の、読む・聴く・書く・話す、を徹底指導、入校時に英語力判定テストを実施。受講スタート後も模擬テストを行い、その結果で学習達成度を確認します。 短期間で上達を実感できるのが特徴です。高度な英会話力も養成できる資格試験対応の指導が好評です。3名程度の少人数制クラスですので、 時期により参加をお待ち頂く場合があります。参加をご検討中の方は早めにご予約下さい。

マリウポリ大学に思うこと

ロシアによる激しい攻撃で破壊されたマリウポリは、この国が侵略されるまでは、とても美しい街でした。マリウポリは、観光ガイドなどでも日本人にはあまり馴染みがない街ですが、街の主要産業であるヨーロッパ最大のアゾフスタリ製鉄所がロシア群に激しく攻撃されていることで、最近ニュースで街の名前がアナウンスされる機会が増えています。ウクライナ東部のドネツィク州にある、アゾフ海に面した港湾都市でロシアのウクライナ侵攻前は40万人の人々が平和に暮らしていました。
マリウポリには、国立マリウポリ大学と、この他にプリアゾフスキー工科大学がありました。この2つの大学とも、ロシアのミサイル攻撃で大学キャンパスが破壊されて、その模様がテレビで放映されました。現在これらの大学の学生は、キーウなどに疎開して一部の生徒はウクライナ大学が配信しているオンラインで授業を受けているそうです。
例えば、私たちの国の大切な教育機関である大学郡が、他国の侵略を受けてミサイルで攻撃されるとしたら、それは異常な事態であり大変悲しいことです。日本人として出来ることは限られますが、将来のウクライナの教育機構の再生や文化活動の支援などに深く関わりたいと思います。早く、平和で穏やかな日々がウクライナの学生と、全ての人々のもとに戻ることを願ってやみません。

university

帰れない留学生たち

世界に広がった肺炎を伴う新型コロナウイルス。アジアでも、アメリカでも、ヨーロッパでも、ロシアでも、アフリカでも、中国でも、コロナウイルスの蔓延によって多くの罹患者が出ています。中国では、ゼロ・コロナ政策のもとで徹底したPCR検査と隔離対策を行い、ヨーロッパ諸国ではロックダウンを継続しています。オーストラリアやニュージーランドでは、国内のロックダウンとともに、外国人の入国禁止を打ち出し、多くの航空便がこれらの国に乗り入れることができなくなっています。

大変なのは現地に留学中の日本人の学生達です。例えば、ニュージーランドから仮に航空便が飛び立てるタイミングで日本に帰国できたとしても、再渡航の目処が立たないので学年途中の生徒は日本に帰国すると、それは学校の出席日数に影響するので留年をすることになります。大学やカレッジは規模が大きいので、オンラインによるデイスタンス・ラーニング授業で単位を出すとのことですが、ニュージーランドに滞在している高校留学生たちは現地の夏休みに日本に帰国できなくなっています。多くの生徒はそのまま滞在先を継続することとになりそうです。コロナ禍が与えた留学生への影響と不便は計り知れません。このコロナウイルスが無くなることはないので、将来どのような生活を送ればいいのか、外国とどう係わればいいのか、不安な日々が続きます。

中国で発生したウイルス病

新型のコロナウイルスを原因とした肺炎患者が中国の武漢で増えているという報道がありました。事件の重大さから、先月末に日本政府はチャーター航空機を仕立てて在中邦人の救出のために武漢空港に向かわせました。この便で帰国した日本人200人のうち、2人の男性からコロナウイルスが検出されたと日本の厚労省からアナウンスされ、心配な状況が続いています。この病気は、中国では相当に深刻な問題としてクローズアップされ、軍隊が武漢の街を閉鎖して人々の移動を制限するなど大変な状況になっている模様です。当然、今後の海外渡航制限が心配され、隔離政策などが取られるようです。この病気の症状の有無にかかわらず、2週間の隔離施設滞在が求められることは旅行者にとって大きな負担になります。日本国内でも既に10人以上の感染者が発見されており、その方々から伝染することを考えると決して楽観視できない状況です。これから外国に渡航する方や留学をする生徒さんは、渡航先の入国拒絶や、留学先での隔離と帰国時の隔離など今まで経験したことのない苦難が予想されます。さらに、この病気が外国への人々の移動を制限することから、文化や学術の交流が遮断される可能性があります。科学者により、新しいタイプの伝染病発生の脅威が予想されていましたが、いよいよこのウイルスによって今後数年間は海外留学に多難な状況が続くかもしれません。

アメリカ高校の銃事件

アメリカのカリフォルニア州シトラス市に留学中の高校生からメールが届きました。
この州の公立高校で、11月14日の朝に、その高校の生徒が銃を発砲して5人の死傷者がでたとのことです。
日本でも即座にこのニユースが報道にされました。この事件が起きたのは、ロサンゼルス・ノースリジョンのレッドランド市に向かう途中のサンタクラリタ市にある高校との報道です。この地域の高校は、白人に混じってメキシコ系移民も多いとのことです。事件が起きたのは、授業が始まる直前だったそうで、監視カメラの映像には生徒が銃を取り出し生徒に向けて発砲する様子が記録されているとのことでした。
アメリカでは、近年高校生の銃による事件が多発しています。1999年にコロラド州のコロンバインの高校で銃乱射事件が起きた時は、アメリカ国内の若者25万人以上が銃による暴力を学校で経験したことがあるという事実から、大きなセンセーションを巻き起こし、米議会上院では真剣に銃規制が議論されるきっかけになりました。
今回の事件でも一部の上院議員は「行動を取らなければ私たちも共犯者だ」と主張し「これは政治的責任だけでなく、モラル上の責務だ」と述べ非常に深刻に受け止めていると表明しています。
この銃の規制は、アメリカの国論を二分する問題です。2017年の統計では、国民の約4割が銃を所有するか、銃がある家庭で暮らしているとのデーターがあります。アメリカは銃を使った殺人事件の発生率が先進国で最も高い国であることを留学をする方々は認識した上で渡米して下さい。

大学受験の外部試験利用-2

前回のブログで書いた、萩生田光一文部科学相の国会内発言「大学受験に新規導入として予定されている英語外部試験利用について、受験生は身の丈に合わせて頑張って下さい」と発言されたことが日本の高校生を含んだ教育界全体に大きな波紋を広げています。
今回の大臣発言が国会内で野党から大バッシングを受けたこともあり、英語の外部試験の導入を見送ることになりそうです。突然の文科省の決定に、大学受験を控えた高校生と、同時に彼らが進学する大学にも混乱が発生しています。
これは、2021年1月開催の大学入試センター実施の初回となる「大学入学共通テスト英語教科」について「読む・聞く・書く・話す」で予定された4技能試験の中止。現行の通り、大学センターテスト方式の「読む・聞く」の2技能を測る英語入試を継続する検討を開始したと11月8日の新聞で報道されました。今後は、中教審で専門家を交えて話し合い、11月下旬までに正式な方針を決定するとのことです。
現行の大学入試センター試験の英語試験は「書く・話す」技能を間接的に測る出題形式も含まれているので、4技能を測る民間検定試験の導入は行われない意向で決まりそうです。従って英語の民間試験の導入は見送りということになります。
そうであれば大学入試改革を元から諦めて、現在の大学センターテストのままで良いのではないかという意見があるのも事実です。とにかく大学受験を控えた高校生のために早く国としての方針を示してほしいものです。

大学受験の外部試験利用

「自分の身の丈に合わせて」という今年度より導入された「英語の外部試験利用の大学受験制度」に際しての萩生田文部科学省大臣の発言が大学を受験する生徒やその保護者の反発を買っていることが報道されています。
萩生田相は、先日、大学入試に「英検やTOEFL」などの民間試験を使うことについて、議員の反町氏から「お金や場所、地理的な条件で恵まれている人が受ける回数が増えるので、それによる不公平と公平性に問題はないのか」との質問により見解を正された時にこの発言をしました。
英語の大学受験への英語の外部試験利用には、当初より賛否両論がありました。この外部試験は、受験料が高額なケース(一部の試験は1回の受験で2万円~3万円必要です)があることから、受験生の経済的な背景によってはそれを負担できない家庭があるとの声が上がっています。また、生徒が住む居住地の状況、例えば島嶼部や山間部に住む高校生はこれらの外部試験を都市部まで行かないと受験できないことが考えられ、都市部に住む高校生と教育機会の不公平が生ずるというものです。
今後のこの制度に対する取り組みの中で、文科省による受験料の経済的支援や軽減措置、どこでも試験を受けられる受験機会を増やす改善などが必要と思われます。
インターネットが普及した現代、オンラインによるCBTテストの開催を遠隔地の学校でも提供できる取り組みや、IPテストの利用などをこの対策として期待したいと思います。

広大接続改革について
1.大学入試において、英語資格・検定試験を活用し、英語4技能の評価を推進することの意義について
○ なぜ、大学入試で英語4技能を評価することが必要なのですか。
 グローバル化が急速に進展する中、英語によるコミュニケーション能力の向上が課題となっています。
 このため、高等学校学習指導要領では、多様な人々と、互いの考えや情報を主体的に伝え合うため、英語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に育成することを求めてきましたが、高校3年生の英語力は特に「話す」「書く」に課題があることが調査結果から明らかとなっています。さらに、大学においても、グローバル化時代を担う人材を育成するためには、これら英語4技能の習得は重要です。
 このため、大学入試において、高等学校段階までに育成した4技能の英語力を適切に評価することが必要です。このことは、高等学校において4技能をバランスよく育成する授業改善を一層進めることにもつながります。
○ なぜ、大学入試で英語4技能を評価するために、民間の資格・検定試験を活用するのですか。
 大学入試は、高等学校段階で修得した知識や技能等を適切に評価することを目的としていますが、英語に関しては、約50万人規模で同一日程一斉実施型試験による共通テストとして「話す」「書く」能力を含めた試験を実施することは、日程面も含めて現状において実現は極めて困難です。
 一方、民間の資格・検定試験は、4技能を総合的に評価するものとして社会的に認知され、高等学校教育や大学入学者選抜で活用が進んでいます。
(参考)
・大学生の高校生時の英語資格・検定試験の受験状況
 約37%(約23万人(推計))(平成27年度文部科学省委託調査より)
・大学入学者選抜において英語資格・検定試験を活用している大学(平成27年度)
(国立大学)計28.0%、推薦入試17.1%、AO入試14.6%、一般入試7.3%
(公立大学)計22.6%、推薦入試16.7%、AO入試10.7%、一般入試1.2% 
(私立大学)計39.5%、推薦入試30.7%、AO入試21.2%、一般入試6.4%

ラグビーワールドカップ&留学

ラグビーワールドカップ2019年日本大会が、9月20日より各地で開催されています。オーストラリアと、ニュージーランドに留学している高校留学生たちから、日本のラグビーチームの活躍の様子が現地で大きく報道されているというメールが届きました。
相変わらず強そうな世界チャンピオン、ニュージーランドのオール・ブラックス、オーストラリアのワラビーズも来日して、各地で事前練習を行いました。ニュージーランドは柏市で合宿を行い「ハカ」ダンスを披露した様子がYahooニュースなどで報道されました。迫力満点です。
現在、日本代表チームは、イングランド、スコットランド、アイルランドなどの強豪が揃うBグループ予選組み合わせの中で、ロシアチームを破って幸先の良いスタートを切っています。力強い応援のせいなのか日本チームのメンバーは生き生きとしたプレーをして、相当に強そうです。
このチームですが、日本人が半分、外国人が半分という布陣で「日本チーム」を名乗っているので、何か見慣れない雰囲気があります。とわいえ、試合の中で行われるキャプテンのリーチ・マイケルさんの必死なプレーなどを見るのに連れて、このチームに親しみが沸いてきました。10月13日現在ですが、スコットランドに勝利して予選を突破する勢いです。日本人と外国人がひとつになって戦う姿は、日本中に感動を届けているのは間違いありません。海外の高校留学生たちも、この結果を自慢できるかもしれません。
とにかく、がんばれ Nippon!
raguby
 

英検CBT★利用が広がる

英語の4技能を、1日でのコンピュータに受験で測定できるのが英検CBTテストが広がりを見せています。この試験結果が高校留学の申し込みにも利用できるようになりました。一昨年より開始されたこの試験は、一年中いつでも受験できる手軽さから急激に普及しています。現在のところ、2級・準2級・3級・準1級がパソコンで受験でき、大学入試英語成績システム(みなし満点制度)にも対応しているのが特徴です。
英語の4技能のスコア結果が一度に出て、合格級・スコア結果を留学考査や大学入試で活用できるというのが英検CBTのポイントで、広島テストセンターでも通年で試験が開催されます。テストの内容は、通常の英検と同じ検定試験で問題構成は通常の英検と同じです。
級の合格が認定され技能別スコアもでるので留学にもお有用です。英検と同じ試験として英語力の証明になりますが、パソコンが苦手な方には少し不利かもしれません。通常の英検は1次、2次と2回に分けて行われますが、CBTの合格の判定は、通常の英検(ペーパーテスト)と同じく、Reading、Listening、Writing のCSEスコア結果で一次試験の合否を判定します。そして合格者がSpeaking のCSEスコアに基づいた二次試験の合否が判定されるしくみです。主な特徴は1次試験の結果に関わらず、全受験者が4技能試験を受けて、この各技能CSEスコアを取得できるところです。
但しですが、英検CBTは4技能全ての受験なので特定セクションのみでの受験はできません。分かりやすく言うと、1免申請をして英検CBTに申し込むことはできないということです。英検CBTで、1次試験に合格、2次試験セクションに不合格の時は1免資格が付与されると当協会より発表されています。受験票は申込サイトからダウンロードできます。英検と英検CBTの合格証は同じものなので安心です。今後は高校留学や大学留学の英語能力判定にも利用されると予想しますに、海外の英語研修留学で、英検の就学コースができる可能性があります。

ソウルの韓国語短期留学

いよいよ夏休みに入りました。エース留学センターが主催する海外短期留学プログラムも真っ盛りです。多くの生徒が留学の目的地に向かって出発しました。今年より新規に取り扱いをはじめた「高校生のサマー韓国留学」には広島市より3名の高校生が参加しました。
今年は、韓国の文政権下で起きた様々な政治的出来事から、韓国人の対日感情、日本人の対韓感情が悪化をしています。韓国と日本の関係は、戦後最悪だと報道されています。こんな状況で「韓国留学が高校生に大丈夫か」という保護者と関係者の心配の中、ソウル市内の建国大学校で開催される韓国語留学プログラムに生徒たちは元気で旅立っちました。
この建国大学校にある言語教育院ですが、ソウル市内東地区にある本学校内に1905年に併設された教育機関として有名です。1998年からは、外国人のための韓国語&文化教育課程がスタートして、毎年コンスタントに3500名以上の留学生が韓国語学習のために留学しているといわれています。このコースは経験豊富な講師による授業が好評で、日本からも多くの留学生が参加しています。
高校生の年令でも入学できることから、夏のコース留学は極めて人気があります。この韓国語指導内容ですが、話す、聞く、読む、書く、発音が重点的に学べることが好評です。さらに様々な文化アクティビティも開催されています。滞在は学生寮で食事が付いているので安心して留学ができます。
政治的に困難な時期だからこそ日本の若者が韓国を訪れることに意義があり、現地の人々と交流を続けることは重要なことから、高校留学生にはぜひ現地で頑張ってほしいと望んでいます。
<建国大学講堂写真>
kenkokudai