アメリカの先生ガンマンに

先月のエース高校留学生ブログ、「私なら高校に突入」勇敢な大統領、の続きのお話です。

最近、アメリカのフロリダ州の高校で起きた銃による学生殺傷事件は様々な方面に影響を及ぼしました。というのは、アメリカでは毎年、銃による深刻な事件が発生して今回の事件を含めて多数の若者が銃の犠牲になってきたからです。

近年の銃による凶悪事件は、ラスベガスの乱射事件、ワシントン州高校での銃による事件などがあり多くの犠牲者が出ました。事件の都度に銃の所持を規制しようというムーブメントが起こるのですが、銃規制を叫ぶ声は全米ライフル協会などの政治団体や個人による反対で実現してきませんでした。

今回は多数のアメリカの高校生が各地で銃規制の声をあげ、デモンストレーョンを行ったことで、有識者や若者からガンコントロールの要望がトランプ大統領に届けられました。

トランプ大統領は、その解決策として「先生に銃を持たせて反撃に備えさせる策を検討する」とアナウンスしました。教室内で銃撃戦が起きる可能性が排除されないために、教師自らを訓練して生徒を守らせようという意向です。これには賛成意見と、「教育者はガンマンではない」という反対意見とが示されています。

この「教師ガンマン構想」によって大学の教職課程で、学生に拳銃や猟銃など武器の使い方や射撃訓練を選択科目として受講させる動きがあり、この構想が実現したあかつきには、全米ライフル協会が射撃指導者派遣で協力を惜しまないと発表しています。結論として、軍人で学力優秀な方を優先的に学校の先生にするのが銃犯罪に備えて効果的だと思われます。

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アメリカ高校のクラブ活動

アメリカの高校は、日本の高校と同じくスポーツ活動がとても盛んです。クラブ活動や同好会、さらに、地区コミュニティーの野球やアメフトチームもあります。そこではボランティアのコーチが指導している場合も珍しくありません。留学生も、様々な学校のクラブやスポーツ活動を楽しめます。

アメリカはスポーツの種類が豊富で、高校がどこの州や町にあるのか、例えばカナダに近い北の寒い州か、またはメキシコ沿いの南の州かによってクラブ活動で行うスポーツの種類と内容が大きく異ってきます。

高校留学で岡山県倉敷市から五大湖の近くの町に留学した後藤君はとにかくスポーツ好きな生徒で、春夏時期はサッカー、クロスカントリーのクラブに入っていました。冬時期はバスケットボール、スノボのクラブに臨時メンバーとして参加したるとのことです。室内施設を利用しての、陸上クラブ、テニス、ラクロス、ラグビーなども留学先の高校では繰り広げられているとメールで知らされました。

ところで、日本の高校は一度入ったクラブを高校を卒業をするまで続けますが、アメリカの高校は前述の後藤君のように季節毎、学年毎に違う活動をする生徒が多くいます。日本では放課後毎日練習を行っているクラブが多いのですが、アメリカではクラブ活動の日が決まっていて、練習も2時間くらいで切り上げています。その中で、将来ベースボールやバスケットボールでプロを目指す選手は、町のクラブに行って練習を行っています。

アメリカの高校は、スポーツクラブの活動をするのに高校で一定の成績を維持しないと活動が制限されます。生徒は勉強しないと好きなスポーツができないことになります。日本からの交換留学生も同様で、留学生だからという理由で特別扱いはなく、成績が悪いとクラブ活動に参加できません。

アメリカには塾がありません。生徒は放課後はクラブ活動の他、アルバイト、または家に帰って勉強や家事を手伝います。勿論、有名大学受験を目指してSAT受験の勉強をする生徒も少なからずいるということです。クラブ活動もがんばれ、日本の高校留学生諸君。

2018新年に高校留学を夢見る

皆さま明けましておめでとうございます。2018年も、昨年同様どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年は戌年なので「一年を犬のように、元気で駆け抜けたい」ものです。年が明けると早いもので、正月三ケ日が急ぎ足で過ぎていきました。気がつけば1月の留学相談サービスもスタートをして留学生のカウンセリングを開始しました。

国際時代と言われて久しい今日、昨年は日本を訪れた外国人が2千万人を超えて、日本から海外へ渡航する人々も増加をしたことが報道されています。海外渡航した日本人の多くは、短期の団体または個人旅行なので、これらの海外渡航者数全体からすると海外へ半年以上の期間就学する留学生は相対的に少ないのが実情です。

今年は明治維新150周年にあたるとのことです。明治時代は、日本から岩倉視察団などの政府団体がヨーロッパを訪れたり、長州ファイブなどに代表される若者が英国に渡航して現地文化を学んで日本に持ち帰り現代日本の礎を作りました。

時代は平成にながれ、LCCなどの便利な渡航手段で経済的な予算で世界のどこにでも行ける時代になりました。海外生活に憧れている方や海外留学を目指す方は、その気になれば、いつでもどこへでも行ける環境が整いました。

外国生活を送ると、英語が上達することはもとより、海外の異なる価値観を体験できることから日本の日常生活では見えなかったものを見つけられることができます。物事に対する考え方や、とらえ方が多様になり、自分の感性を磨くことが出来ます。違う環境で自身が変化して成長することを実感できます。それこそが異文化体験パワーであり現代の若者に必要な未来を切り拓く力の源になるものです。

「十代という貴重な年代に海外生活を経験できる高校留学」は将来を担う日本の若者に大いに意義のある催しです。今年こそ海外留学の夢を実現して下さい。

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留学セミナーが各地で開催

東京、広島、名古屋、大阪、福岡、仙台、札幌で、ワールド留学フェア(留学ジャーナル社主催/各国大使館協賛)が10月15日から22日までの期間開催されます。日本の文部科学省、民間留学協議団体、さらには、各国の大使館の国際文化交流推進の気運のもとで、近年ますます広がりを見せている各種の留学について見識を深めるチャンスになります。

この留学フェア当日は、「基礎から就職までを知ろう」と題されたセミナーも開かれます。留学の知識がゼロの方でも、基礎から詳しく海外の教育制度などを学ぶことが可能ですのでお勧めのプログラムといえます。さらに留学から帰国後の就職の現状などがわかるので、留学の示す意義そのものの全体像をつかめます。興味のあるセミナーで最新の情報を手に入れてましょう。

海外の学校独自ブースも開設されるので、現地の担当者と話をして最新でナマの声をきけます。語学学校、専門学校、短大や総合大学、カレッジなど11ヵ国から来日された学校関係者の方々と直接に話ができるのがポイントです。現地の留学生活情報が得られ、さまざまな学校を比較できるチャンスになります。

留学について、分からないことがあればカウンセラーに相談しましょう。あなたに最適な留学プログラムの提案や、手続きのアドバイスがあります。まずは知ることから、夢の扉を開きましょう!

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米ワシントン州の高校で事件

昨日のYahooニュースで、アメリカのワシントン州の高校で、男子生徒が銃を発砲して、学生1人が被害にあって死亡したと伝えられました。

この事件が起きたのは、自然が豊かなワシントン州のロックフォードという町のフリーマン高校です。ロックフォードは、ワシントン州とアイダホ州の境にある内陸部の人口が3000人程の小さな町です。事件は、9月13日の午前中に起きたとのことで、銃を持ち込んだ男子生徒が高校の校舎内の廊下付近で発砲して、それを止めようとした男子生徒1人が死亡し、それに加えて女子生徒3人が重軽傷を負ったと報道されています。

実は、このフリーマン高校には、以前アメリカ高校生交換留学プログラムに参加した日本人生徒が留学したことがあったので、驚きを隠せませんでした。ワシントン州は、高校留学生を受け入れるファミリーが多く、特に内陸部の町々には、少なからず交換留学生が滞在をしています。

今回の犯人である銃を発砲した高校生は「過去に、アメリカ国内の学校で起きた多くの銃撃事件に関心を示していた」と話をしており、最近までの銃犯罪の青少年に与える影響が懸念されています。度々繰り返されるアメリカの高校で起きた銃犯罪事件の悲劇に「より厳しい銃の規制が必要だ」という全米の人々の叫びが聞こえてきそうです。

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アメリカ高校留学のクラブ活動

アメリカの高校は、日本の高校同様にクラブ活動を含めたスポーツ活動が盛んです。日本からの高校留学生も、野球部などで活躍する生徒がいます。高校がアメリカのどの州にあるのかによって、例えばカナダに近い北の方の州か、またはメキシコに近い一年を通して暑い州かによって盛んなスポーツの種類が異なります。日本からの高校留学生が比較的多く滞在する北に位置する州、ミシガン州やオハイオ州では、秋はサッカー、クロスカントリー、水球、フットボールなどが盛んになり、冬は屋内競技のバスケットボール、水泳、ホッケー、スキー、スノーボードが盛んに行われています。春は、陸上、テニス、ラクロス、ラグビーなど様々なスポーツ活動がこの地域のアメリカの高校クラブとして繰り広げられています。逆に南の州は雪がほとんど降らないので、ウインタースポーツ係クラブはほとんどないと高校留学生からレポートが届いています。

日本の高校では一度入ったクラブは、高校を卒業をするまで退部することがあまりないようです。日本の運動部ではその活動を毎日の放課後、日没まで練習を行っているクラブがありますが、アメリカではクラブ活動の日が、例えば週に月・水の2日と決まっていて、その日の練習も2時間位で切り、あくまでアマチュアとして活動をしています。アメリカの高校生で、将来、野球やバスケットでプロを目指すレベルの選手は、町や私設のクラブに所属して優秀なコーチのもとで練習を重ねている場合があるようです。

アメリカの高校では、スポーツクラブで活動するのには、高校で一定の成績を維持してないとクラブ活動を制限されるので、生徒はそれなりに勉強をしないといけないとフレスノに高校留学中の生徒から留学レポートで知らせれたことがあります。ところで、アメリカには日本のような進学塾がないので、放課後に高校生は、クラブ活動をするか、アルバイトに行くか、家に帰って勉強するというように、各自の生活環境や興味に応じて過ごすのがほとんどです。

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海外の事件対策

アメリカ高校生交換留学などで、海外に出発する生徒に「外国生活で、事件の発生に気をつける場所」のガイダンスを行う時に、「夜道、人の少ない場所、裏通り」に行かないように話をしてきました。しかし、この話に従うだけでは安全を確保できない事態が多発するようになっています。

確かに犯罪が起きやすい場所として、、「夜道、人の少ない場所、裏通り」などは「一般論」としては正しいとしても、最近起きたニューヨークのタイムズスクエア自動車テロ、イギリスのマンチェスターでのコンサート会場爆弾テロ、ロンドン市内のロンドン橋で起きた自動車テロは「人の集まる催し、観光地として有名な表通り」でした。

最近の海外テロ事件は、時と場所を選ばなくなってきました。さらに、観光名所などのニュース性のある場所と状況で発生しています。これは、ISなどの活動宣伝を目的とした破壊活動が世界規模で広まったことに他なりません。

このような状況から、外国生活を送る人は、普段から注意して過ごさないといけない状況になったといえます。人が集まる催しは避ける。道路を歩く時は異常な動きをする車に注意する。体全体を覆うコートを着て不自然に歩いていたり、迷彩服を着ている人物はには近寄らないようにする必要があります。

万が一、テロが近くで発生した場合は、安全な方向へ退避、ガラス張りビルに付近かないこと。そして頑丈な建物の影に隠れる、身を伏せる行動が必要になります。いつも冷静でいることは難しいかもしれませんが、可能な限りパニックを起こさないように努め、避難指示や誘導があればそれに従うことも重要です。

海外では、発する言葉はもちろん、何気ないゼスチャアの持つ意味や、万国共通に思える生活習慣すら悪く取られることがあります。海外は「海の向こう」というだけでなく「違う世界」だという一本線を守りつつ、慎重に生活をすべきでしょう。

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米国ビザと綾部さん

お笑いコンビのピース綾部さん。アメリカのニューヨークに行って、カフェの店員をしながらハリウッド俳優を目指されるとの報道です。綾部さんは、アメリカのビザは何を申請されるのでしょうか。特に、アメリカの労働関係ビザは審査が厳格なことで有名です。

通常、アメリカに入国希望する者は、一時滞在のための非移民ビザか、永住のための移民ビザのどちらかを取得する必要があるとされます。
資格国市民は、ビザ免除プログラムにより、ビザなしでアメリカに行くことができますが、ビザ免除プログラムで渡米する旅行者は、米国旅行前に電子渡航認証システム ESTAを利用して入国事前承認を得る必要があります。

しかし、ビザ免除プログラムの対象外の、交流プログラム参加、またはB-1ビザの旅行目的に該当しない他目的旅行者は、非移民ビザが必要となると定められています。
非移民ビザは、特定の目的を達成するために特定期間、アメリカ滞在を希望する観光客、ビジネスマン、学生、または特殊労働者が利用するものです。
ビザ規制では、ビザの申請時に、領事官に居住国と強いつながりがあることや、一時滞在の後、アメリカを出国する予定であること、充分な資金と英語力を有する必要があります。

米国ビザのカテゴリーは、A~Mまでの記号で示され

商用/観光ビザ
就労ビザ
学生ビザ
交流訪問者ビザ、
通過ビザ/クルービザ
宗教活動家ビザ
使用人ビザ
報道関係者ビザ
貿易駐在員・投資駐在員ビザ
婚約者ビザ
と細かく分類されています。

ガンバレ、綾部さん。

アメリカ交換留学の受け入れ先

前のブログでは、トランプ大統領の入国制限に伴う交換留学への影響を述べました。もう一つ、最近のアメリカ高校生交換留学制度の変化について記したいと思います。

実は、アメリカ側の受け入れ先家庭が近年減少の一途を辿っているのです。特に、男子生徒を受け入れたいというファミリーが減っています。

このプログラムはアメリカと日本の人々が、相互にボランティアとして外国の生徒を長期間受け入れるという国際親善としての好意によって今日まで支えられてきました。受け入れる家庭は、外国人の学生を無償で住まわせて、近くの公立高校に通学させるスポンサーとなります。従って、春休みなどで催される短期語学留学プログラムの有料滞在先ファミリー「ペイ・ゲスト方式」とは異なり、善意で学生を受け入れています。

やはり、世界中どこでも多忙な生活を送る人々が増え、さらに経済的な状況、多様化する民族意識などの理由で、外国からアメリカを訪れる青少年を家族の一員として長期間受け入れることを負担に感じる家庭が増えていると推測されます。

日本側の外国人生徒受け入れでは、例えば愛知県や広島県では、都市部郊外の住宅地域のご家庭が短期間の十代の外国人生徒の受け入れを希望されるケースが増加しています。これらの外国人を受け入れを希望される家庭は、中学生や高校生の年代の子供さんがおられる場合がほとんどで、2週間から1ヶ月間の滞在を支援したいと希望されます。

トランプ大統領で変わる留学ビザ

アメリカでトランプ大統領が誕生して、既にいくらかの大統領令が発令されました。その中で、選挙公約であったメキシコとの国境の塀をつくることで、その費用をどのように捻出するのかでメキシコ大統領と言い争いになった経緯があります。最近では、関税や国境税を設定して、この予算を捻出しようという案もでています。

既に、オバマ大統領の時と政治的状況が変わり、トランプ大統領の行う様々な変革や外国人の入国規制がこれからのアメリカとの文化交流プログラムにも多くの影響を与える懸念が発生しています。

特に、高校生の交換留学はアメリカの国の機関である国務省の規程に沿って行われています。アメリカの国務省に認定された教育財団が、スポンサーシップのもとで外国の生徒を受け入れるときに、アメリカ政府のDS-2016というビザの申請根拠となる書類を発行します。この発行条件や、発行される数そのものの制限がなされる可能性があります。
そうなると、日本を含めたアジア地域からの高校留学生の参加数も制限を受け、戦後数十年続いた、高校生交換留学制度が下火になるか、最悪の場合、プログラムの縮小や廃止に向かう懸念もあります。

オバマ政権時の日本のアメリカ大使がケネディ女史の時には、アメリカへ留学や文化交流プログラムが盛んに唱えら進められました。トランプ政権下でも、若者の文化交流を継続して欲しいと願っています。

ところで、ケネディ大使は在任中に広島に何度かお越しになりました。広島県庁、原爆ドーム、広島大学、広島カープの試合が開催されたMAZDAスタジアムなどを訪問され、広島にとって思い出深いものとなりました。今後の活躍をお祈り申し上げます。

写真はデイリースポーツ提供
広島東洋カープのケネディ大使始球式
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