パリ同時多発テロに思う

Parisフランスのパリで2015年11月13日に起きた残忍凶悪な同時多発テロ事件。特に当日コンサートを行っていたバタクラン劇場では多数の方が亡くなられました。犠牲になられた多くの方のご冥福を祈るとともに、怪我をされた方の早い回復を祈っております。これは人間として、断固として許せない破壊殺人行為です。
世界中で、予想しないことが常に起きています。
私たちは、海外へ旅行するとき、あらゆるリスクの可能性を考えて、危険な状況を予想して準備をし、事件事故を予知して行動する必要があります。外国へ行くと言うことは、怪我や犯罪にあう確率を「高める行為」であるといえるのです。飛行機に乗れば、飛行機事故にあう可能性があります。有名な観光地へ行けば、自分がその場所に行くことで標的に巻き込まれ攻撃を受けることがあります。外国でレンタカーを運転すれば、自動車事故の可能性、ホテルへ宿泊すれば、ホテル火災に巻き込まれる可能性があります。ビーチに行けば、津波が押し寄せてきたり、火山に行けば噴火事故にあうこともあります。雪山に行けば、遭難や、雪崩事故があります。アフリカに行けば、未知の疫病に感染することがあります。中近東に行けばイスラム国に捕らわれる可能性があります。南米諸国では成人が誘拐されたり殺されたりしていることから、それらの犠牲者になることがあります。
実は、こういった危険の可能性を考えてみることで、短期の外国旅行であれば、一定の危険を回避することが可能になります。外国に派兵している国、例えばイギリス、アメリカ、ドイツ、ロシア、そしてフランスの大都市圏の有名な観光地や、人が多く集まるところはテロリストのかっこうの標的とされる可能性があるのだと考えて下さい。