ハーバード大学の教材に

日本の東京駅で行われている新幹線の「7分間清掃」が、アメリカのハーバード大学院MBA(ハーバード・ビジネス・スクール)の教材として採用されるとの報道がありました。
極めて短かい時間で清掃を完了する姿がメディアで話題になり、「経営者のあるべき姿を示した事例」として、これを学生に学んでもらうことにしたそうです。

東京駅に新幹線が入ってくると、折り返しとなるこの駅で12分間の停車をするそうです。乗客の乗降時間を除くと清掃に当てられるのは7分間、この間の清掃従業員のテーブル、床、トイレの清掃、座席の方向転換などの作業を素早くテキパキと行う様子が外国で話題になったようです。最近よくあるテレビ番組「すいですね日本」の影響かもしれません。

この請負会社担当者は「夏はアロハシャツを制服に」「帽子に花飾りをつけて」と、社員の提案にも耳を傾けて、幹部登用にも道を開き士気を高めたそうです。そして遅刻や欠勤には厳しく対応して信賞必罰も徹底、社員の競争意識を持たせることでサービスの質向上につなげたとのことです。

この教材は、ハーバード大学院のバーンスタイン助教授が、掃除担当従業員から直接聞き取った話も盛り込んでいるそうです。「入学してくるアメリカ人学生の中には、リーダーシップはコントロールすることであり、金銭的な動機付けで組織の問題を解消できると考る者もいるが、この手法はもっと進んでいる。」と、授業の成果に期待しているそうです。

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