   アメリカ大学情報  
◆アメリカ大学
アメリカには4年制、2年制、芸術技工系大学を含めて3000校の大学が登録されています。学期は主に2学期制と3学期制が取り入れられ、学期ごとに学科単位の履修が終了しますので学期毎の入学ができます。大学間の単位制度が確立され、転校、編入が容易です。入学した大学を卒業するという日本の大学制度の下では考えにくいことですが、例えば「A大学に入学して、B大学に転校、さらにC大学に転学して卒業」ということが可能になる単位互換制度が多くの大学間で確立されています。
◆日米教育事情の違いについて
高校の修了が大学入学の基本的な条件であることは両国とも同様です。しかし、高校卒業(12年生)までが義務教育課程のアメリカでは、高校教育を大学受験を前提としては進めていません。4年制大学に特に進学を希望する高校生はSATまたはACTという共通大学試験を受験して、その結果で進学先を決めています。大学進学希望者にはこの試験の成績で進学できる大学が必ず用意されています。しかし実際にこの試験を受けて大学進学する生徒は50%以下です。アメリカの大学はそのほとんどが大学院大学として運営され、学問研究の場としての認識が高く、従って高度な学問の履修を希望する生徒しか4年制大学へ進学をしていません。
◆私立大学と公立大学の違いについて
アメリカでは55%が私立、45%が公立大学です。しかし、学生数の比率は私立25%、公立75%と発表されています。これは、私立の大学1校あたりの学生数が少なく、少人数制の教育を行なっていることになります。例えば、アイビーリーグ等有名私立大学は少人数教育で高度なエリート養成教育を、州立の大学は地域産業研究基地としての役割を持っているといえます。大学間の競争は激しく、少しでも高い評価を得るために教授陣の充実、施設の充実、優秀な生徒の募集に努めているのが事実です。
自国の生徒に対しては、私立大学の学費は公立大学より高く、大学によっては倍程度となる場合があります。しかし、海外からの留学生には、公立大学が割高な学費を設定しているために、アメリカの4年制大学留学での学費については、公立も私立大学もほとんど変わらないのが現状です。
◆アメリカ人学生に対しての有名大学卒の意義
アメリカは「実務経歴社会」です。大学に対するアメリカ人の一般通念では、有名大学や全米的ランキング上位の大学を卒業しても絶対に有利な就職が保証されるとは限りません。もちろん学歴はその人の「経歴」のひとつとしてとらえられています。従って大学の優劣よりも「いかに良い成績で上位大学を卒業して、その知識を生かして成果をだせるのか」が最も重視されます。アメリカ社会は成果のみを評価する能力主義社会であり、競争原理社会です。有名大学の卒業という事実は大切ですが、それだけがアメリカ社会においての個人に対する評価の絶対条件ではないようです。
◆バーロンズによるアメリカ大学ランキング
アメリカの大学をランク付けするのは難しいことです。大学のランクは各大学の設備、教授陣の数と質、論文の発表数や図書蔵書数と学生入学SATレベル等を含めて発表されています。この点では偏差値による日本の大学評価と大きく異なっています。2006年度のランキングによるデーターを示すと、
1.Most Competitive 33校
ハーバード、スタンフォード、MlT、陸海空士官大学等
2.Highly Competitive 53校
大多数は私立。州立としてはUCバークリー校、
ウィリアム・メリー大学等。
3.Very Competitive 96校
多くの私立大と、州立ではミシガン大学、UCLA、
ニューヨーク大学等。
4. Competitive 約800校
一部の私立大学と州立大学が含まれる。
※上記1〜4のレベルの大学に入学するにはアメリカの高校で成績が通常上位30%に属していないと難しいとされています。
5.Less Competitive 約500校
大多数の州立大学、私立大学。
6.Non Competitive 約100校
◆コミュニティ・カレッジについて
コミュニティー・カレッジは4年制大学とは異なり、一般教養教育と社会産業教育の2つの目的を持つ短期大学で全米に1000校以上開学されています。一般教養課程では、2年間で4年制大学の3年生へ編入するためのコースとして、カリキュラムは4年制大学の1、2学年と同様の一般教科68単位を中心としています。卒業時の成績で自分の進む大学を決定でき、学位として準学士号(AA)の称号が与えらます。また社会産業課程では、大学卒業後すぐに社会に出て就職する学生のために、多くの技能的教育をも行っている点が特徴です。コミュニティー・カレッジは、アメリカの生涯教育のー端をも担っているために4年制大学に比べて年令層が広いといえます。学費は大変に安いのが魅力です。日本の高校卒業者で、専攻が渡航時にはっきりしてない留学先としては選択肢のしとつです。
◆アメリカ大学留学のポイント
まず語学カを含む各学料の総合的な学力が大切です。それと共にアメリカで学びたいという強い本人の希望と、留学のための経済的背景が必要です。寮費を含める年間の費用は日本の大学よりは経済的です。アメリカでやっていくには強い意思と強靭な体が必要である事は言うまでもありません。留学に際して、はっきりとした学問目標、専攻分野がある人は、しっかりした4年制大学への進学をお勧めします。自分の目的、能力に応じた大学で勉学にぜひ励んで下さい。
  カナダ大学情報  
◆カナダの大学
カナダでは、総合大学は ユニバーシティと称され、これに対して小規模な単科大学はユニバーシティ・カレッジと呼ばれています。これらの大学は、学位の取得を目的とする大学であり、学問を総合的、体系的に学ぶことができます。この他に、地域の高等教育機関としてのコミュニティ・カレッジがあります。コミュニティ・カレッジでは主に資格号を取得するための学課教育や職業専門教育、4年制大学への編入教育を行っています。教育制度は州制が取られているために、州によって教育制度が少しづつ違っています。例えば、大学学士課程では3年制と4年制の大学があり、規定される学課の履修単位も若干違っています。特に、フランスの制度と文化を引き継ぐケベック州の大学には特徴があるといえます。しかし、どの州にある大学も、公立、私立を問わずにレベルが高く、カナダ人の学生でも全員がストレートに卒業できるというものではありません。準学士号以上の学位を授与する大学の数は、全州、及び地域で 105校程度しかありません。大学ごとの規模については、比較的大きなところが多く、施設は充実しています。これらの詳しい大学情報はマクラレン教育情報出版社発行のカナダ大学ガイドなどに詳しく示されています。
◆進学事情について
2000年以前のカナダの大学では、原則的にカナダ国籍の学生の入学を優先するという考え方が守られてきました。カナダ人の生徒は、公立大学進学の場合、その大学の定める高校での成績があれば誰でもが進学できる制度が取られてきました。自国学生優先という事情から、海外からの留学生の数は限定されていました。新たな外国からの移民や、自国民のベビーブームによる進学者数増加に支えられた大学進学状況が一段落して、さらに、1995年の大学教育制度の改革で、大学運営制度そのものが見直され、ほとんどの大学がフルフィー制度(学費有料化)の基で外国人学生を受け入れるようになってきました。今後のカナダの大学は、学生のレベルを維持しながら、アメリカやイギリス大学のようにフレキシブルに海外からの生徒を受け入れる傾向が続くものと予想されます。教育の国際化に伴い、カナダの大学も優れた生徒に対して受入れの幅を広げようとしています。
◆カナダ大学留学の成功の秘訣
カナダの大学の入学基準となるTOEFLスコアーは少なくとも最低で500点以上、通常は550〜620点程度が要求されています。特に工学、理学、医学系選考の場合は、これらの学問が研究型中心の教育であるために一般教科履修型大学以上の高いスコアーが要求されています。リサーチメントやレポート提出が多いために、どうしてもこの程度の英語力がないと大学に入学する事は難しいといえます。
◆学費と生活費
学費は、州や地域により大きく違っていますが、一般的に、年間で学部留学 C$9,500〜C$16,000位に推移しています。しかし、今後は州の財政事情による教育予算削減が予想されるために、これよりは高額なものになると考えられます。それでもアメリカやイギリスに比較して費用が安価なので、海外からの留学生は今後も少しずつ増加すると予想されています。
  イギリス大学情報  
◆英国の大学
英国の大学数は現在106校。そのほとんどが国立大学で米国に比較して数は少数ですが、質の高い教育を提供しています。以前は、この国のエリートのみが大学へ進学するという状況下で、海外から英国大学への留学は困難とされていました。近年の英国政府による「開かれた大学の国際化」提唱の元で、多くの大学がファンデーションコースと基礎科を設立し、留学生を受け入れるようになりました。大学本科は主に3年、4学年制がとられていますので留学生にとって充実した教育になります。大学教育制度に800年の歴史を誇る英国ですばらしい大学生活を満喫して下さい。
◆英国留学について
以前は日本の高校卒業者、あるいは大学卒業者にとって英国大学への留学は、教育システムの違いから、GCSE
「A」レベルの受験が要求されるために困難といわれてきました。現在では多くの大学が留学生の受け入れに積極的で、基礎科ファンデーションコースと開設するようになりました。指定された「基礎料ファンデーションコース」修了者は、GCES受験免除で本大学本科入学許可が得られます。従って、大学基礎科入学を許された学生は、本科学生として登録され、基礎科1年・本科3年(専攻により本科4年の場合有り)の卒業までの課程がスタートします。基礎科は本科での授業に適した英語を中心とした能力をつけることが目的とされます。基礎科修了の条件は「IELTS
6up ポイントの取得」と「学部進級論文作成」(3000語での作文)があります。同時に大学でスタディ・プランの作成などがあり、基礎科在学中は、この目的に沿って定められたカリキュラムを消化するために、90%以上の出席率が要求されています。
◆基礎料ファンデーションコースでは、主に、IELTSとスタディ・スキル習得の授業
・英国大学では発表・討論中心のゼミ形式で授業が進められます。これに対応できる能力を培う授業方式を採用しています。
・授業時間は基本的に週18〜25時間で、各レベルに応じて週2〜7時間の補習があります。
・IELTSのための授業と並行して、英国の歴史、文化、社会を学ぶカルチュラルスタディが組まれています。
・英国大学での学習方法を学ぶスタディ・スキルの学習も組まれています。日本と英国の授業や学習法の違いからくるギャップをスタディースキルス学習で埋めていきます。
・英語(カルチュラルスタディ含む)70%、スタデイ・スキル20%、学部補助カリキュラム10%の割合の授業。
・コースは基本的に9月末にスタートし、6月末で終了します。特に英語の資格を持つ方(TOEFL
500またはケンブリッジ英検者)は、2月の開始も可能な学校があります。(尚、この条件は各校ファンデーションコースにより異なります)
全英の大学に進学を目指す方の大学入学手配をエースでは全てお受けしています。UCAS(英国国立大学受験機構)を通して大学正規留学手続きを行います。さらに、参加者の進学希望に応じて大学院留学なども弾力的に手配することが可能です。
  オーストラリア・ニュージーランド大学情報  
◆オーストラリア大学留学
オーストラリアでは、総合大学はユニバーシティと称されています。これらの大学は、学位の取得を目的とする大学であり、学問を総合的、体系的に学ぶことができます。この他に、各都市の高等教育機関としてのTAFEカレッジがあります。TAFEカレッジでは、主に資格を取得するための学課教育を行っており、職業専門教育、大学への編入教育なども行っています。
大学学士課程では、専攻学課によって3年・4年制、さらには建築工学などでは5年制の大学履修コースがあり、規定される単位数も専攻学部によってかなり違っています。州立大学が多く、公立、私立大学を問わずレベルが高く、オーストラリア人の学生でも全員が簡単に卒業できるというものではありません。準学士号以上の大学学位を授与する総合大学の数は、全州、及び地域で40校しかありません。大学ごとの規模については、比較的大きなところが多く教授陣や施設も充実しています。
◆オーストラリア進学事情
オーストラリアの高校生は、各州毎に規定されたHNDという高校卒業資格をとり、さらに高校在学中の成績が良好でないと総合大学へ進学することが難しいとされています。近年は、大学の国際化と、開かれた学問教育の提唱のもとに多くの留学生の受け入れが実現されています。さらにフルフィー制度が行き渡り、今後もより多くの留学生受け入れ枠が各大学によって準備されると予想されています。
◆オーストラリアTAFEカレッジ
TAFEカレッジは、全州で100校、700のキャンパスを誇ります。現在、150万人の学生が学んでいます。今後10年間で、されに20万人程度の学生数の増加が見込まれており今世界中で最も注目を浴びている教育機関のひとつです。その理由は、学習できる科目の幅が広く、非常に実践・実務的で、修了後の就職が有利なことによります。現在のオーストラリアで、もっともポピュラーで、学生に人気のある高等教育制度です。1年間で修了できる専門資格コースから、2年間の国家技能資格号取得コース、学位取得予備資格号などがコースとして用意されています。
◆ニュージーランド大学留学
ニュージーランドには総合大学が9校、カレッジが25校あり多くの学生が学んでいます。ニュージーランドの高校生は卒業時にNZCAスカラシップ・テストを受験し、この結果で大学進学先を決定します。日本人は、この試験が免除されますがIELTSの成績が重視され4年制(3年制)大学へは通常ファンデーション・コースからの入学が指定されます。2年制の大学専修学校であるカレッジは、現地ではポリテク・カレッジと呼ばれ多様な教育を受けられるために、進学先として人気があります。これらのカレッジは、オーストラリアのTAFEに相当します。治安が良く、暮らしやすい国なので大学留学先として人気があります。
◆両国の大学学費と生活費
大学、学部専攻によって違いますが、一般的に $11,000〜$18,000程度で推移をしています。オーストラリア、ニュージーランド留学手配においては、エース手続のもとで「条件付大学事前入学承認書」または「ファンデーションコース入学許可証」が発行されます。各大学校の入学に対する条件としてのTOEFLあるいはIELTSの要望スコアが高いために、語学研修には十分な期間を考慮する必要があります。各大学の指定する語学講座、あるいはファンデーションコースの修了をすることで学部受講がスタートできます。カレッジは、総合大学進学よりも条件が緩和されているので、誰でも一定条件を満たせば、入学することが可能です。定員制ですので、早めに申し込む必要があります。
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