「私なら高校突入」勇敢な大統領

アメリカのトランプ大統領は、2018年2月26日のスピーチで、昨日フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件の現場で応戦をしなかった保安官代理を批判しました。
「私なら犯人のいる高校の教室に迷わず突入した。たとえ自分が武器を持っていなかったとしても高校の校舎内に突入した」と語ったと伝えられています。これはホワイトハウスで開いた各州の知事との懇談の席での発言だということです。
この保安官代理は銃撃が始まって4分間程度、ハイスクールの校舎の中に突入しなかったことが発覚したために、停職処分を言い渡され、結局は辞職をしたそうです。さすがにアメリカの大統領であるトランプ氏は勇敢です。
また、大統領は、高校や大学で起きる銃撃事件対策として銃を連射するための改造部品の規制に意欲を表明しました。さらに「アメリカの全ての高校の教師に、ピストルを所持させることを検討する」と話されたことで、これはアメリカらしい解決方法の一案であると一定の評価を議会の一部から得ることができたようです。
そうなると、アメリカの学校の先生になる大学の教育課程では、射撃訓練やピストルの使い方の教科が履修内容に入ってくるので、多彩な就学内容になることは間違いありません。大学必修科目でピストルの撃ち方3単位、総合射撃の選択科目2単位、マシンガン又はライフル何れかの技術習得となると予想されます。
これを日本の教育に置き換えると、大学教職課程で「柔道、空手、剣道」などを学びなさい、というのと同感覚だと捕らえれば、自然な考え方ともいえるでしょう。これからアメリカに留学する生徒さんの立場としては、高校や大学内でも銃を使った犯罪が起きるという可能性と対策を考えることが必要になるようです。
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フロリダ州の地図