留学生の捜索-必要な救護保険

アメリカのアーカンソー州で、2016年8月10日に観光スポットとして知られるブローイング洞窟に向かた大学生の行方が分からなくなりました。関係者からの通報により、11日夕方に、捜索隊が結成されてこの洞窟に入り、入り口から30分ほど入った場所で行方不明者3人を発見したということです。
洞窟に向かったのは日本人留学生2名と、アメリカ人学生1名。発見時に3人は全身が泥だらけになっていましたが、けがはないということです。この3人組はアーカンソー州立大学に通っている神奈川県出身の19才と、兵庫県出身の18才の大学生、そして同大学に通うアメリカ人学生とのことです。
アーカンソー州のブローイング洞窟は、深さのある巨大な洞窟として知られています。中を流れる地底の水路、エメラルド色の地底湖に向かって迷路が奥まで続いており、インディジョーンズのモデルになった洞窟として有名です。ここでは、過去に何人もの行方不明者や死者が出ているのことから、今回の事件では一時は相当に心配されました。
ところで、これらの捜索には、人件費の高いアメリカでは捜索料を請求される場合があります。この日は捜索開始後直ぐに見つかったので、それほど高額にならないと思われますが、これが、1週間5名くらいのスタッフで地上捜索をすると最低20,000ドル、崖など危険地帯ではこの倍、海や雪山ではその捜索難易度に応じて費用が高額なものになります。
そういうケースに備えて、救護者費用の支払われる留学生保険に加入することをお勧めします。
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