こぼれたマニキュア事件

オーストラリアのサウス・オーストラリア州アデレード市に留学している高校生から、ホストファミリーを退去する時にトラブルが発生して困っているとメールで連絡が入りました。その問題は、生徒が使っていた部屋のカーペットのシミ。生徒によると、マニキュアを何ヶ月か前に少しこぼしたために8センチ程度の赤茶けたスポットマークが絨毯に付いたとのことでした。本人は除光液でなんとかしようとしたらしいのですが、旨く取れず跡が残ったとのことで、さっそく、こちらからホストマザーと話をして、後日弁償をすることになりました。そのホストマザーから1週間後に届いた見積書の価格にびっくり、なんと総額がA$2000。見積内容では、その部屋と、そこへ続く廊下のカーペットを全てをやり直す仕様になっていました。外国の家のカーペットは本格的で、全てプロの工事によるものがほとんどです。日本のようにフロアに簡単に敷き詰める様式のカーペットは現地では少なく、結局日本で入っていた留学保険の損害賠償保険を利用してこれをカバーすることになりました。もしも保険がなかったら日本円で20万円もの特別な出費になるところでした。次回からは、この留学生保険のことについて詳しく話したいと思います。