「令和」、平成から変貌する留学

昭和が終わり、平成元年から31年が経って新しい時代「令和」へ元号がかわった今、留学プログラムにおいてもひとつの時代の終焉を感じずにはいられません。

平成が始まった頃は、未だパソコンソフトWindows95が発売される前で、ネット通信環境であるISDNが整っていませんでした。通常の外国との通信は、民間ではファックスで行うことが多く、一回ずつワープロで作成した文章を送信してはそれを呼んで返答するという現代と比較すると効率の悪いやり取りでした。

アルバイトができる文化交流であるワーキングホリデーは豪州が提携を結んだばかりで、海外滞在型の異文化交流プログラムとそれを受け入れる協定国は限られていました。アメリカの高校生交換留学生制度も、受け入れ団体が AFS、YFU、PEACEなどの実績団体に限定されて数が少なかったことを覚えています。

平成の30年間は、プログラムが多様化して多くの国への留学機会が広がりました。さらに中国留学やフィリピン留学など、アジア方面の留学プランも広がりを見せて多くの方が参加をしています。

令和時代は、現在の留学プログラムがより多様化して、受け入れ先として有望なタイ、台湾、シンガポール、マレーシア、UAEで行われる外国語や英語研修、さらに発展目覚しいインド、ベトナム、バングラデッシュ、モンゴルなどへの留学参加者が増加するものと予想されます。さらに、英語が話されている南アフリカ、コンゴ、ケニア、マダガスカルなどアフリカ諸国への留学やワーキングホリデーも普及する可能性があります。

令和30年には、どのような社会になり、高校留学や大学留学、そして語学留学が変化するのか、ぜひこの目で確かめたいと思います。

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