軽井沢スキーバスの事故

今月15日深夜に長野県軽井沢町で起きたスキーツアーバスの転落事故は、運転手2名を含む15人の死者を出し、過去30年のバス事故で最悪のものとなりました。
今回の事故は、特に犠牲者の方が将来有る若い大学生の方々であったことから、本当に心が痛む思いです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

バスによる事故は、日本に限らず、実は世界中で頻繁に起きています。海外の旅行行程でのバス事故の報告も少なくありません。近年では、トルコ観光中の日本人が犠牲になったバス事故がありました。

自動車、航空機、バス、船などでの移動では、事故に遭う確率が ”0%”ではないので、自分自身での危機管理が必要になります。今回はそれを考えてみましょう。

1)乗り物に搭乗するときは、事故にあう可能性があることを認識しましょう。
2)非常口、避難路を確認して確保に務めましょう。
3)貴重品は身につけましょう。
3)出来る限り非常口に近いところに席をとりましょう。
4)必ず安全対策としてシートベルトを着用しましょう。乗り物の事故では、衝撃で車外へ投げ出され、前の乗客や壁、窓などに強烈に叩きつけられるケースが多いのです。
5)乗り物毎に、事故で被害に遭いにくいシート位置があります。バスの場合は運転者側の後方中央座席、航空機は後方中央座席、自動車は運転者の後ろ座席、船舶の場合は船室入り口近くが最善とされます。過去のバス重大事故での死亡者の40%近くは「前方左側-運転者の反対側」の乗客だと発表されています。
6)旅行傷害保険に入りましょう。乗り物には搭乗者保険が掛けられているのが一般的ですが、その手続きには時間がかかります。自分で契約した保険は迅速に、そして確実に救護
や治療に当てることが出来ます。

海外渡航、留学では自分の身は自分で守る意識が必要です。

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東京新聞 TOKYO Web 1月22日号より