広島から世界へ「Bonダンス」

広島市で、8月11日に盆踊り大会が開催されるとの案内フライヤーが、国際交流センターから送られて来ました。広島留学生会館の学生や、これからアメリカ、イギリスなどへ渡航する予定の留学生が集う国際留学サークルの皆さんと会場に行きました。

最近、日本各地で開催される盆踊りといえば、若者が参加しやすいようにポップス系音楽を取り入れた4ビートサウンドに乗せた昔ながらの盆踊りの振り付けダンススタイルが流行しているようです。

この広島の夏の新たな集い「ひろしま Bon ダンス」は、終戦の翌年に広島市の中心地、基町で行われた「戦災供養の盆踊り」を72年ぶりに復活させた催しだとのことです。さらに、広島からは多くの人々がハワイや南北アメリカ大陸に移住しており、海外でも日系文化を伴う盆踊り「Bon Dance」の楽しさを夏祭りとして現地で開催したということです。

やぐらが中央にしつらえられて多くの人が集まり、賑やかな盆踊り大会でした。今回は、個人や会社からの協賛を募ってキャンドルが数千個が提供されていました。ここに集まったキャンドルは、折り鶴をイメージしたモニュメントを照らして、とてもきれいでした。留学生の皆さんの思いや願いを示しながら盆踊りの文化をヒロシマの世界へのメッセージとする発信につなげました。このイベントには、広島在住の外国の方や大学留学生、さらに時期に広島を訪れている外国人観光客も多数参加していました。この催しが、夏の風物詩として将来定着することを期待しています。

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大学受験者の公正審査

現在、新聞などマスコミでクローズアップされている「東京医科大学による女子受験者点数の減点操作」は、社会に大きな波紋を広げています。

今まで一生懸命勉強してこの大学を受験をしたのに、減点操作により合格できず失望した女子生徒がいることを考えると、東京医科大学が女性を差別していると世間から非難されても仕方のないと感じます。

ところで、アメリカの大学では、大学入学出願時に受験者の性別、民族、経済力、出身地などを公正に扱おうという「アファマティー・アクション」という理念があります。アメリカの大学入試は、面接試験が実施される少数の大学を除いて、それらの多くが書類審査を入試としています。入学合否は、全州で開催される共通大学試験 SAT・ACTの結果、高校の成績、教育的なバックグラウンド、高校教師の推薦状、そして出願者自身のステイトメントによって総合的に審査されます。しかし、大学が定めた出願書には「学校活動の表彰暦、ボランティア活動暦、クラブ活動、自己申告による自身の性格分析アンケート」とともに「性別欄、年齢(生年月日)、宗教欄、そして所属民族欄」があります。

日本の生徒がアメリカの大学に出願する場合は、アジア人の欄に印を入れて国籍Japanと記入するのですが、「アファマティー・アクション」が本音であれば、所属民族欄や、性別欄は不要ということになるはずです。大学は学問を学び、研究を行い、見識を深める施設であることから考えると、出願者の「氏名、生年月日、出身高校、共通試験などの成績結果」程度のデーターだけで合否を公正に審査するべきだという意見があることは否めません。