英語のグローバル化を考える

世界で蔓延する急速な社会のグローバル化に応じて日本の英語教育も変化しています。グローバル化の進展の中での英語力の重要性と高校留学の示す役割とはいったい何でしょうか。英語力の一層の充実は日本にとって極めて重要な問題だという意見があります。それに対応する一つの催しが十代の高校生が参加する高校留学です。今後、日本人一人一人が、国際文化理解や異文化コミュニケーションに積極的に対応することはますます重要になります。その際に、英語力の向上はかかせないので、英語力養成を目指すべきですが将来の英語教育において、その基礎的・基本的な知識・技能とそれらを活用することは容易ではなさそうです。

東京オリンピック・パラリンピックを迎える2020年はもとより、現在、学校で学ぶ児童生徒が卒業後に社会で活躍する2050年頃は、日本は、多文化・多言語・多民族の人たちが、協調と競争する国際的な環境の中にあることが予想されます。それに対応する英語教育の変化が求められるのですが、英語学習の工夫によって対応しないと、時代のスピード変化について行くのが難しいようです。人工知能AIの進歩と改革で、AIを英語学習に取り入れたりAIそのもので英語を理解する支援システムを構築したりという取り組みが進むと予想されます。

とはいえ、コンピューター技術や人工知能に頼るのではなく、生身の人間として、海外に行き、そこで学び生活する経験を踏むことがますます重要になることは間違いなさそうです。

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不可思議な留学生の不明事件

昨年末から毎日テレビで報道されているフランスで起きた日本人留学生不明事件。これは、フランス東部で日本人の女子留学生が行方不明になっているというもので、フランスの警察は容疑者を20代の外国人留学生の男に絞って行方を追っていると報道されています。

この行方不明になっている留学生は、筑波大学からフランスのブザンソンにある大学に留学している黒崎愛海さん、21才です。現地の捜査幹部の発表によると、黒崎さんは行方が分からなくなった昨年12月4日の夜、ブザンソンから15キロ圏内のレストランで20代の外国人の留学生の男と一緒にいたことが、店の防犯ビデオから判明したとのことです。その後、消息は不明で、現地では国境を越えて騒ぎになっているようです。黒崎さんが何者かによって殺害されたのか、あるいは複雑な事情でどこかに潜んでいるのか、さらにはこの容疑者の男との関連や、この容疑者の国籍もはっきりと報道で示されてないことなどから、謎が謎を呼んでいます。

今回は、日本人の行方不明ということで、大きく報道されています。実際に、少なくない外国人旅行者が毎年世界中で行方不明になっているという現実があります。これから海外へ渡航する方は、こういった現実をしっかり認識することが大事です。

新しい年に

2017年が明けました。皆様、あけまして、おめでとうございます。
2016年の年の瀬はせわしく過ぎて大晦日が終わり、2017年元日を迎えると、本当にせわしく毎日が過ぎていきます。1月2日は帰省からのUターンのラッシュがピークを迎えまました。そして1月4日には官庁や企業の仕事始め、5日には平常通りの毎日がスタートします。学校も6日から新学期を迎えます。

そんな中で、テレビやYahooニュースで知らされるのは「海外のテロのニュース」です。ISイスラミック・ステイトによるものと思われる破壊活動は昨年12月にはトルコの首都アンカラで発生して多くの犠牲者を出し、年が変わってはイラクでの自爆テロとして続いています。

不安定な中東情勢を心配しながらも、日本の、そして身の回りの平和な毎日を祈ります。今年、海外留学を目指す方々は、めまぐるしく変わっている外国の世相を肌で感じながら、海外の生活を自分自身で安全に過ごす方法を画策して、その術を身に付けないといけない時代になりました。危険を回避しながら日本と違う価値観や文化を身に付けて日本に帰国して留学を完結するという目的を忘れてはいけません。それは、中学や高校留学のプログラムに参加する十代の若者にもあてはまることです。保護者から離れて暮らす外国の日常では、自分の行動に責任を持つ覚悟が必要です。今年1年が皆さまにとって素晴らしい年であることをお祈りします。