高校交換留学

アメリカの公立高校に1年間留学をする高校留学。この公立高校留学には2つの種別があります。ひとつは、日本の高校とアメリカの高校間提携によって互いに生徒を派遣し合う「高校間交換留学」、もうひとつはAIFSなどの米国の交流文化財団や国際交流NPO法人の主催する高校生の交換訪問プログラムである「高校生交換留学」です。この二つの制度は「高校交換留学」という呼称でウェブサイトなどのメディアで紹介されています。交換留学は何れの運営種別でも、日米文化の相互理解推進活動と青年の国際交流としての意義のもとで行われます。この留学制度は、最長で1年間現地の高校生活を通して文化交流活動を行うもので、この期間終了後は日本に帰国する規定があります。従って、現地高校での進級や卒業を目指す催しではありません。アメリカの高校で卒業を目指す生徒は私立の高校であるボーデイングスク-ルやデイスクール留学へ参加をする必要があります。アメリカ入国の為に領事館に申請するビザの種類も異なり、交換留学は「J-1」という文化交流ビザ、私立高校の正規留学は「F-1」という学生ビザを取得します。高校在学生が申込参加することが多い留学制度ですが、最近では申込者の若年化が進み、中学を卒業して直ぐに渡米してこのプログラムに参加する生徒が増えてきました。その場合は、中学2年生時に高校交換留学の出願準備を開始して中学3年時に参加申し込みをします。

高校留学と大学進学

高校留学の経験者や外国の高校卒業生が、大学進学や就職活動において脚光を浴びてきました。文科省は 高校生の海外留学の促進について 広報を行い、安倍内閣においても総理大臣自らの談話として学生の海外留学や異文化交流の必要性が語られています。話せる英語・英会話の習得、海外ボランテイア活動への参加などによるリーダーシップ養成、国際的な学識者の育成などを可能にする「留学」制度が奨励されることは疑いの余地がありません。

高校留学や海外進学は日本の将来を担う若者を育てる機会として確実に定着しつつあります。特に、これから中学を卒業する年代の生徒の皆さんで、英語と外国生活に興味のある方は日本国内の高校進学とともに、海外の高校進学も視野に入れて自分の将来の進路を見据えてほしいと思います。東京オリンピック開催も「英語が上手に話せ、外国から日本を訪れる方々を国際的センスでもてなす若者たちの活動参加」なくして成功は困難です。英語と留学の普及は、日本の国策のひとつと考えられます。高校留学を考えている皆さんは、その夢を叶えるために、まず一歩を踏み出して下さい。

東京大は29日、2016年度入試から導入する同大初の推薦入試の概要を発表した。<中略>
1次選考の書類審査(11月)は、高校の成績に加え ▽留学経験 ▽世界の高校生らが競い合う国際科学五輪での成績 ▽TOEFLや英検の英語能力試験の点数 ▽ボランティア活動−−などが対象だ。
東京都内有数の進学実績がある公立高校長は「世界に通用する優秀な生徒が欲しいという意向が伝わる。受験対策に特化しない高校教育をしてほしいというメッセージだ」と評価。「探究型・課題解決型の学習に力を入れている『底力のある高校』が有利だろう」とみる。(毎日新聞 2014年1月29日記事より抜粋)

フォニックスの留学効果

phonic英語のフォニックスの重要性について考えてみましょう。学問的にフォニックスは、「アルファベットの短音発音規則と、綴りでの複音発音の方法を身につけるメソッド」で、日本でも英語教育に多様に取り入れられたのは前述の通りです。英語を「音声学的なルール」で学び正確で美しい発音を身につける学習法として広く確立されています。

” The rain in spain falls mainly on the plane.” という文章を例にとると、日本の学校英語教育ではここに出てくる”The, in, falls , mainly, on” の文法用法が教師から示され、続いて主語述語の構文が解説されて、生徒はそれを学習ポイントとして学んでいきます。しかし、現実の英会話となると、この文章を正しく発音しないと英語の「音」としての発音と「文章」との相関性が不明瞭になるためネイテイブとのコミュニケーションでは役立たないものになります。そこでフォニックスを学ぶことで英単語を正しく読め、英語を上手に話せるようになり「通じる英語、話せる英会話」を身につけることができます。高校留学生も留学当初は、英語の発音が不明瞭なためにホストファミリーや友達との意志疎通で苦労をしますがフォニックスによる発音を現地でマスターすることで英語での会話を克服しています。
ところで、海外旅行で利用する飛行機の機内食サービスで  “Fish or chicken?” と、どちらの食事を希望するのかパーサーから聞かれて “Fish” と言ったのに ”Chicken” が出されたり(”F” 発音に失敗し”sh” 音が “ch”と聞こえたのが原因)、 ”Coffee” を頼んだのに、”Tea” が出てきたり、(“ff-ee” 音が不明瞭で “Hee” と聞こえたのが原因) という失敗談があります。これらの状況はフォニックスによる発音で解決ができます。近年は多くのフォニックス関連英語学習書が登場しているます。また、発音教則本では、発音と同時に綴りを表記したものも増えているので英語学習の参考にして下さい。